注目の自動車ニュース
ボルボ初のプレミアムMPV『EM90』、内装の一部を紹介…実車は11月発表へ
ボルボカーズは10月25日、ワールドプレミアを11月12日に行う予定の新型電動ミニバン、ボルボ『EM90』(Volvo EM90)の新たなティザー写真を公開した。インテリアの一部を紹介している。
ボルボEM90は、ボルボカーズ初のフル電動のプレミアムMPVだ。EM90は、単なる移動のみならず、生活にゆとりをもたらすことを目指している。ボルボEM90のワールドプレミアは11月12日で、中国では同日から、予約受付を開始する計画だ。
他のボルボ車と同様、EM90は強固なセーフティケージを採用している。ボロンスチールなど、さまざまな形状の高強度スチール製で、万一の衝突時の衝撃を効率的に吸収する。キャビン内にはエアバッグが最適に配置され、優れた乗員保護性能を発揮するという。また、ダブルAピラーが、ドライバーにクリアな視界をもたらすと同時に、セーフティケージの強度を保つことに貢献している。
EM90のインテリアには、最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載されている。ソフトウェアと高解像度カメラ、サラウンドビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波センサーで構成されるシステムは、衝突を回避し、安心して運転できるよう支援する。
ボルボEM90は、ボルボ初の電動プレミアムMPVだ。車内で過ごす時間を最大限に楽しむために設計されている。まるで動くスカンジナビアのリビングルームのように、大切な人と一緒に過ごしたり、創造力を働かせたり、リラックスしたり、仕事をしたり、ただ考えごとをしたりできる空間になっている。
EM90は動くスカンジナビアのリビングルームというだけでなく、移動コンサートホールでもある。Bowers & Wilkinsの合計21個のスピーカーがキャビンの各部に配置され、最前列シートのヘッドレストにも内蔵されている。