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最大出力680ps、高性能PHEVのメルセデスAMG『C63S Eパフォーマンス セダン』発売…価格は1660万円

  • 《写真提供:メルセデス・ベンツ日本》
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メルセデス・ベンツ日本は、「Cクラスセダン」に高性能プラグインハイブリッドモデルのメルセデスAMG『C63S Eパフォーマンス』を追加し、10月25日より販売を開始した。価格は1660万円。

◆最大システム出力は680ps、0-100km/h加速3.4秒
駆動システムは、最高出力476ps/最大トルク545Nmを発生する2リットル4気筒ターボエンジン、最高出力150kWの交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、AMGスピードシフトMCT9、四輪駆動システム「4MATIC+」の組み合わせ。最大システム出力は680ps、最大システムトルク1020Nmを発生。0-100km/h加速3.4秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮する。モーターはリアアクスルに搭載。電動シフト式2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッドスリップデフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめ、EV航続距離15kmと実用的なレベルを確保している。

AMGダイナミックセレクトは「エレクトリック(電動)」「コンフォート」「バッテリーホールド」「スポーツ」「スポーツ+」「レース」「スリッピー(滑りやすい)」「インディビジュアル」の8モードを用意する。ドライブモードによって、駆動システムとトランスミッションのレスポンス、ステアリング特性、サスペンションの減衰特性、サウンドなど、主要なパラメーターを変更。C63S Eパフォーマンスの特性を効率重視からダイナミックなものまで広い範囲にわたって変化させる。

◆リアアクスルステアリングを標準装備
サスペンションは、フロントに4リンク式、リアにマルチリンク式を採用。アダプティブダンピングシステムを備えたAMGライドコントロールサスペンションは、走行状況に合わせて四輪それぞれを電子制御する連続可変ダインピングシステムを採用することで、スポーティなドライビングダイナミクスと高レベルの快適性を兼ね備えている。

また、後輪操舵システム「リアアクスルステアリング」を標準装備する。約100km/h以下では、リアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大約2.5度傾け、日常の走行シーンや、駐車する際には回転半径が小さくなるためクルマが扱いやすくなる。また、一定の速度を超えると、リアホイールをフロントホイールと同じ方向に最大約0.7度操舵することで、走行安定性を高める。

◆引き締まったプロポーションとスポーティなインテリア
フロントデザインは、80mmワイドなフロントフェンダー、エアアウトレットを配したボンネット、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリルなどを採用する。サイドはメルセデスベンツCクラスから全長を80mm、ホイールベースを10mm拡大。20インチAMGアルミホイール(鍛造)やワイドなマットクロームのサイドスカートを採用し、引き締まったプロポーションに仕上げている。リアエンドには、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、ハイグロスブラックとマットクロームのコントラストが鮮烈なリアエプロン、デュアルテールパイプがデザインを引き締める。

インテリアは、Sクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしいスポーティさを加えている。ダッシュボードは上下2つの部分に分かれ、上部は翼のような形状とし、航空機エンジンのナセルを想わせる新デザインの角型エアアウトレットを配置。下部には大きなインテリアトリムをあしらっている。グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGパフォーマンスステアリングは、メニューやMBUXの各機能を操作できるマルチファンクションステアリング機能、AMG専用のドライブコントロールスイッチを備える。AMG専用本革(ナッパレザー)スポーツシートはサポート性に優れ、スポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できる一方で、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えている。