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トヨタ bZ4X、一般販売開始へ…廉価グレード追加し価格は550万円より
トヨタ自動車は、BEV『bZ4X』を一部改良し扱いやすさを向上させるとともに、リース販売に加えて一般販売も11月13日より開始する。
今回の一部改良では急速充電時間を改善した。冷間時のバッテリー暖機性能向上等により、低外気温下における充電時間を短縮。駆動用電池充電警告灯点灯から充電量約80%までの充電時間を最大30%削減した。
また、電費向上に貢献するAUTO(ECO)モードを自動起動化したほか、消費電力が高いエアコンへの依存度を下げ、シートヒーター・ステアリングヒーター等を通じて直接的に乗員を暖めることで、省電力を実現。湿度センサーを採用し、フロントガラスの曇りを検知し、外気取り込みのタイミングをより精密にコントロールするなど、消費電力の抑制と空調制御の最適化により、実航続距離を延伸した。
メーター表示には充電中における車両充電状態の情報を追加。現充電残量から、長距離ドライブ時などの急速充電器使用時に重要となる80%までの充電時間と、現充電残量でのエアコンON・OFF別の走行可能距離を表示する。
Zグレードには後席シートヒーター、助手席8Wayパワーシート、ブラック塗装のホイールアーチモールを標準装備。フラッシュハザードランプ(後方車両への接近警告)を全車に標準装備するなど、装備を充実。さらに必要な機能や装備を厳選し、価格を抑えたGグレードを新設定した。
価格はGグレードのFWDが550万円、4WDが600万円。ZグレードはFWDが600万円、4WDが650万円。サブスクリプションサービス「KINTO」およびび全国トヨタレンタリース店を通じたリース販売に加え、全国約4400店舗のトヨタ販売店を通じて現金一括、残価型割賦などの一般販売を11月13日より開始する。