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マツダ、ロータリーエンジン搭載のスポーツEV『アイコニックSP』を世界初公開…ジャパンモビリティショー2023
マツダは25日に開幕した「ジャパンモビリティショー2023」で、スポーツカーコンセプト『MAZDA ICONIC SP(アイコニックSP)』を世界初公開した。マツダが世界に先駆けて量産化した「ロータリーエンジン」を搭載し、カーボンニュートラル燃料で走ることを想定した新時代のスポーツカー像を提案する。
アイコニックSPは、「『クルマが好き』という気持ち、『純粋に楽しいクルマがほしい』というお客さまの気持ちに応える、新しい時代に適合した、新しいジャンルのコンパクトスポーツカーコンセプト」とマツダは説明。
先に発表された『MX-30』に搭載されるものとは異なる2ローターによるロータリーEVシステムを搭載し、走りの良さを想起させる低重心のプロポーションを実現。再生可能エネルギー由来の電力で充電することで、実質カーボンニュートラル燃料での走行が可能となる。また、スポーツカーでありながらアウトドアレジャーや、災害時の外部給電にも対応する。
鮮やかな赤の外板色「VIOLA RED(ヴィオラ・レッド)」は、「“赤を大切にしたい”というマツダの想いをもとに、“前向きに今日を生きる人の輪を広げる”というマツダの企業理念を重ね合わせて創ったコンセプトカラー」と説明している。
ステージに登壇した毛籠勝弘 代表取締役社長兼CEOは、「マツダはこれからも、やはりクルマは楽しいものだ、いいものだ、と理屈抜きに感じていただけるようなクルマをお届けし続けるよう取り組んでまいります。移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社として、志を同じくする企業とともに、ファンの皆さまをはじめ多くの方々に『クルマが好き』、と言っていただける未来を作っていきたい。そのような強い意志を持って、マツダは、前向きに今日を生きる人の輪を広げていきます」と語った。