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メルセデスベンツの新型2ドア『CLE』、高性能モデルの「AMG 53」導入は確定か? 直6ターボをさらに強化
メルセデスベンツが今年7月に発表した新型2ドアクーペ『CLEクーペ/カブリオレ』。その高性能モデルとなるAMG『CLE 53』と思われるプロトタイプを初めてスクープした。
◆直6ツインターボをさらに強化!? 最高出力は429psに
捉えたプロトタイプはソフトトップルーフを持つカブリオレだ。そのフロントバンパーには、中央に垂直のストレーキを配置した吸気口、外側には水平の桟を備えたインテークを装備しているほか、AMGの象徴「パナメリカーナグリル」が確認できる。
足まわりは、細かなY字型スポークを配した黒い大径ホイールの奥に、赤いブレーキキャリパーが見える。後部にはクワッドエキゾーストパイプがインストールされ、分厚いディフューザーを装備するなど、ベースモデルと比較して見るからにアグレッシブだ。
キャビン内では、ベースモデルと同様に、11.9インチのデジタル計器クラスタと、12.3インチのインフォテインメントディスプレイを搭載。フロントシートのヘッドレストには2つのスピーカーが装備され、ラグジュアリークーペ/カブリオレとしての快適性も十分。
非AMGモデルのトップグレード「CLE450 4Matic」には唯一、3リットル直列6気筒ツインターボエンジンが搭載される(他は4気筒ターボ)が、AMG「CLE 53」ではこの直6のホットバージョンが搭載される可能性が高く、最高出力は429psを発揮するという。
AMGはさらに上位の「CLE 63」も開発中と見られており、こちらはプラグインハイブリッド(PHEV)システムにより603psまで強化される見込みだ。
AMG CLE 53のワールドプレミアは、2024年後半となるだろう。