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VW『ゴルフGTI』電動化でパワーアップか!? フェイスリフトで大きく進化する“中身”とは
欧州ホットハッチの雄、VW『ゴルフGTI』の改良新型プロトタイプをスクープだ。現在開発が進められているベースの『ゴルフ』のフェイスリフトにともない、GTIも進化する。
◆電動化、インテリアの進化、中身が大きく変わるGTI
ニュルブルクリンクに初出現したGTIプロトタイプは、最終デザインは明らかになっていいないものの、その変更箇所は明確だ。
フロントエンドには、現行型のグラフィックを模したLEDデイタイムランニングライトを装着。アウトラインがスリムに進化していることがわかる。ヘッドライトを貫くレッドのライン、GTIバッジは見当たらない。ワイドなアンダーグリルはわずかにカモフラージュが施されており、形状が変わることを示唆している。
また現行モデルのグリル左右に配置されているチェッカーフラッグLEDが点灯していないことに気づく。これは廃止される可能性が高いことがわかっている。
改良新型ゴルフおよびゴルフGTIには、新型『パサート』や新型『ティグアン』に初搭載された新しいダッシュボードが採用され、より大型のカスタマイズ可能なデジタル計器パネルと、センターコンソールに高解像度の大型タッチスクリーンが配置される。
ボンネットの下には、2.0リットル直列4気筒TSIエンジンの最新バージョンに48ボルトMHEVテクノロジーを組み合わせると見られ、このシステムにより将来のユーロ7規格に適応できるようになるだろう。また電動化の恩恵を受けわずかなパワーアップも期待され、最高出力は260ps程度を発揮。7速DSGのみが用意される。
ゴルフGTI改良新型のワールドプレミアは、最速で2024年内と予想される。