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「Mスポ」装備は標準化? BMWの電動クーペ『i4』が大幅イメチェン!
『3シリーズ』のフェイスリフトに続き、兄弟モデルである『4シリーズ』およびBEV『i4』のLCI(ライフ・サイクル・インパルス=商品改良)開発を進めるBMW。2024年前半にも登場するであろう改良4シリーズのうち、今回はi4のプロトタイプをスクープ班がキャッチした。
◆「Mスポーツ」標準装備か、改良『4シリーズ』の姿
ドイツ・ミュンヘンで捉えたプロトタイプは、4ドアクーペである『4シリーズグランクーペ』をベースとしたBEVのi4だ。フロントとリアのみをカモフラージュで隠しているが、これはつまり前後のデザインがリフレッシュされることを意味する。
新フラッグシップモデルの「M50」バージョンではないものの、シャドウラインブラックトリム、19インチMホイール、よりアグレッシブなセットバンパーなど、総額3100ドル(約46万円)の「Mスポーツ」パーツで武装している。4シリーズはこの改良新型から、すべてのグレードにMスポーツバンパーが標準装備されると伝えられている。
フロントエンドには、ブーメラン型のLEDデイタイムランニングライトを備える新設計されたヘッドライトが装着されている。これらはマトリックスLEDアダプティブヘッドライトである可能性が高い。
リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックが刷新されるほか、ディフューザーパネルのすぐ上に取り付けられたリフレクターの形状が三角から水平基調に変更されているのもわかる。
内部では、デジタルゲージクラスターとインフォテインメントスクリーンを1枚の大きなガラス板の下に組み合わせたBMWの最新のダッシュボードがすでに搭載されているため、大きなレイアウトの変更はないと見られる。インフォテインメント・ソフトウェアは、「8.5」バージョンへアップデートされるだろう。
最新情報によると、ガソリン/ディーゼルの4シリーズグランクーペと「G26」の社内コードネームを共有するi4は、2024年半ばに生産開始される予定だという。ワールドプレミアは2024年の前半にもおこなわれるとみられている。