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スバル『WRX S4』に待望の「大型リヤスポイラー」が復活!

  • 《写真提供 SUBARU》
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  • 《写真撮影 雪岡直樹》
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スバル『レヴォーグ』の新モデル「レヴォーグ レイバック」の先行予約開始と同時に、スポーツセダン『WRX S4』の一部改良も発表された。注目は往年のWRXを彷彿させる「大型リヤスポイラー」の復活だろう。情報は少ないものの、公式サイトではその姿が確認できる。

◆2グレードに整理、一部改良のポイントは
今回の改良は、レヴォーグ レイバックの登場に合わせて、車体を共有するレヴォーグとWRXも装備面のアップデートが施されるというもの。グレード体系も整理され、WRXは「GT-H EX」と「STI Sport R EX」の2グレードのみとなる。

具体的な改良ポイントは、新世代アイサイトおよびアイサイトXや、新機能を搭載したマルチビューモニターの標準装備、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の機能強化、ハーマンカードンサウンドシステムを「STI Sport R EX」に標準装備など。

パフォーマンス面については据え置きとなるようで、パワートレインは2.4リットル水平対向直噴ターボ「DIT」に、スバルパフォーマンストランスミッション(CVT)を組み合わせるAWD(常時全輪駆動)だ。最高出力は275ps、最大トルクは375Nmを発揮する。

一部改良の発表と同時に公開されたイメージ画像では、大型リヤスポイラーが装着されたソーラーオレンジのWRX S4が確認できる。これはメーカー装着オプションとして新たに設定されたもの。「WRX S4の高いパフォーマンスを一目で想起させる大型リヤスポイラーを設定。後方視界にも配慮しつつ、力強いリヤスタイリングを演出します」と説明する。

新型WRX S4の発表時には大型リヤスポイラーの設定がなく、往年のファンにとっては待望の追加といったところだろう。価格を含めた正式発表は、レヴォーグ、レヴォーグ レイバックともに2023年秋となる。