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MINI カントリーマン 新型はBEVに…IAAモビリティ2023
BMWグループのMINIは新型『MINI カントリーマン』をIAAモビリティ2023で発表した。新型カントリーマンは、先代と比べて高さが6cm、長さが13cm増え、存在感を増した。車内のスペースと快適さが向上、全輪駆動でオフロード走行も可能だ。
全長4433mm、全幅1843mm、全高1656mmの新型カントリーマンは、MINI自身の言葉を借りれば、「スタイリッシュなオールラウンダーであり、日常の信頼できる仲間」だ。2692mmに拡大されたホイールベースにより、室内の快適性も向上した。
新しい「MINIエクスペリエンス・モード」や、音声制御対応の「MINIインテリジェント・パーソナルアシスタント」を含む運転支援システムも、新型カントリーマンの特徴だ。
カントリーマンは全電気駆動で、2つのパフォーマンスレベルが設定されている。「MINI カントリーマン E」は出力150kW(204hp)、トルク250Nmで、航続は462km。「MINI カントリーマン SE ALL4」は出力230kW(313hp)、トルク494Nmで、航続は433kmとなっている。
MINI部門のステファニー・ヴァースト代表は、「オールエレクトリックのMINI カントリーマンは、MINIファミリー最大のモデルであり、MINIブランドをエミッションフリーの電動モビリティの時代へと導く。生産過程においても最高水準の環境適合性を提供している。都市でも冒険のパートナーとして最適である」と述べている。
新型カントリーマンは、ドイツで製造される初のMINIということも特筆される。なお「MINI カントリーマン」は、日本市場では『MINI クロスオーバー』に相当するモデルだ。日本のクロスオーバーのモデルチェンジも期待できる。