注目の自動車ニュース

人気沸騰間違いなし!? ポルシェ『マカンEV』ソフトウェア問題乗り越え前倒しデビューか

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》

ポルシェの新型電動SUV『マカンEV』の開発が佳境を迎えている。当初は2022年にも発売予定だったがVWグループのソフトウェア問題により遅れが生じたと伝えられていた。現在は順調に開発が進み、最終テストに入ったようだ。

◆ワールドプレミアは前倒し? ICEモデルも併売へ
プロトタイプのフロントマスクを見ると、ヘッドライトが二段式のスプリットヘッドライトになっていることがはっきりとわかる。ポルシェの顔となっている「4ポイントLED」ではなく、バンパーに埋め込まれた各2灯の方がヘッドライトだ。これが新しいポルシェの表情となる。ワイドなアンダーグリル中央には大型のレーダー/センサーも見えている。

側面を見ると、両サイドのリアフェンダーに充電ポートが配置されていることがわかる。多くのEVが空力を改善して、航続距離にプラスの影響を与えるフラッシュドアハンドル(飛び出すタイプのドアハンドル)を採用する中、古典的なドアハンドルを装備しているのは驚きだ。

後部では、テールゲートの幅全体に伸びるLEDライトバーが黒いテープで隠されている。ドットパターンのように見えるのはカモフラージュだ。アクティブリアスポイラーとライトバーのすぐ下にリアビューカメラが配置されている点も興味深い。

キャビン内は『タイカン』に似たデジタルインストルメントクラスターと、インフォテイメントディスプレイによるデュアルスクリーンで構成されている。ドライバーズディスプレイとタッチスクリーンの間にはシフトセレクターがあるが、従来のスイッチ類がほとんどなく、タイカンより実用性が高められている印象だ。

マカンEVは、アウディ『Q6 e-tron』と「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック・プラットフォームを共有する。100kWhのバッテリーパックに対応し、使用可能容量は96~98kWhで、270kW以上の急速充電に対応する。

最も強力なバージョンでは、デュアルモーターのセットアップにより、最高出力は603ps、最大トルクは1000Nmを発揮するとみられる。48:52の重量配分、800V対応、リアの電子ロックディファレンシャル、全輪駆動、後輪ステアリング、および最大22インチのホイール採用と、見所は多い。エントリーモデルには後輪駆動となるシングルモーターバージョンも導入されると予想される。

気になるマカン、およびマカンEVのワールドプレミアは、これまで2024年夏ごろと伝えられていたが、最新情報では2023年内を目指しているという。EV発売後も、しばらくはICE(内燃機関)と併売される。タイカンよりも手頃な価格で購入できるポルシェEV、さらに人気のマカンだけに、市場へのインパクトは大いに期待できそうだ。