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0-100km/h加速は2.95秒、ロータスのハイパー電動SUV『エレトレ』が日本上陸

  • 《写真撮影 高木啓》
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  • 《photo by Lotus》
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【ロータス エレトレ 日本発表】エルシーアイは9月1日、ロータス初の電気自動車(EV)であると同時にSUVとなる新型車『エレトレ』を日本初公開した。

◆ロータス新世代の第1弾
エレトレはライトウエイトスポーツを得意としてきたこれまでのロータス車とは異なり、全長5103mm×全幅2135mm~×全高1630mm~、ホイールベース3019mmという堂々としたフォルムが目をひく電動SUV。実用的で多用途、かつ広々としたファミリー向け高性能SUVを求めるユーザーをターゲットとしたロータス新世代モデル第1弾となる。ラインアップは「エレトレ」「エレトレS」に加え、2スピード仕様の高性能モデル「エレトレR」の計3バージョンを用意する。

エレトレは軽量でコンパクトな電気モーターをフロントとリアのアクスルに搭載。驚異的なパフォーマンスを実現するとともに、ロータス初の全輪駆動ロードカーとなる。最高出力603hp/最大トルク710Nmのエレトレ/エレトレSは0-100km/h加速4.5秒、最高速度は258km/h、航続距離は最大600km。最高出力905hp/最大トルク985NmのエレトレRは、0-100km/h加速2.95秒、最高速度は265km/h、航続距離は最大490kmとなる。また、20分で10~80%の急速充電、5分で航続距離最大120kmを実現する。

◆ドライブモードは5種類、Rでは6種類
足回りではアクティブエアサスペンションを全車標準装備。車速に応じて最大25mm車高を下げることができ、空気抵抗を低減して航続距離を向上。また車高を15mmから25mmまで上げることもでき、オフハイウェイでの走行性能を向上させる。ドライブモードは「ツアー」「レンジ」「スポーツ」「オフロード」「インディビジュアル」の5種類に加え、最上位モデルのエレテレRはサーキットでの激しいドライブにも対応する「トラックモード」も用意する。

エクステリアデザインは、キャブフォワードスタンス、ロングホイールベース、フロントとリアの短いオーバーハングが特徴的。印象的なアクティブフロントグリルはモーターとラジエーター、ブレーキへの冷却風を供給するため、必要に応じて開閉する。また、テールゲートにすっきりと収められたアクティブリアスポイラーは、車速、加速度、ブレーキ、ドライブモードの設定に応じて、3種類の角度に自動調整。ダウンフォースは12°で最大60kg、32°で最大112.5kg増加。34°に展開すれば最大限の減速で制動力をアシストする。

◆高級感とクラフトマンシップを感じさせる室内
インテリアはこれまでのロータスとは一線を画すデザインを採用。ラグジュアリーで広々としたキャビンは、パフォーマンス重視のテクニカルデザインと、最先端のインフォテインメントやコネクティビティが融合。高級感のある精密なクラフトマンシップを感じさせると同時にサステナビリティにも配慮している。また、ロータスハイパーOSを採用した最先端のインフォテインメントシステムを搭載。すべてのドライバーに直感的で没入感のある体験を提供する。

また、エレトレは世界初となる4つの展開式LiDAR、6つのレーダー、7つのHDカメラ、12の超音波センサーを含む、合計34のセンサーを装備。これらによる先進の運転支援システムにより、安全性を高め、より快適な旅を実現する。また、ソフトウェアや機能の無線アップデートにより、レベル4の自律走行機能を提供することができる。