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ベントレー、1台限りの『コンチネンタルGTスピード』発表…初代がモチーフ
ベントレー(Bentley)は8月21日、高性能2ドアクーペ『コンチネンタルGTスピード』のワンオフモデルを、米国で開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開した、と発表した。
この1台限りのモデルは、2003年に誕生したベントレーのグランドツアラー、『コンチネンタルGT』の発売20周年を記念するものだ。ベントレーがフォルクスワーゲングループ傘下となってから、初めて発表した完全新設計モデルが、初代コンチネンタルGT。市場に新たなセクターを確立した、と自負する。
2003年に英国クルー工場でラインオフしたコンチネンタルGTの第1号車は、サイプレスグリーンのボディカラーをまとい、サドルレザーにバーウォルナットのウッドパネルを装備していた。この第1号車(VINナンバー20001)はベントレーが所有する貴重な1台として、ヘリテージコレクションのガレージに保管されている。
このVINナンバー20001からインスピレーションを得た1台限りのコンチネンタルGTスピードが、ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングで初公開された。サドルレザーとバーウォールナットパネルを、初代同様に装備した。
一方、リッチなサドルカラーは、「スペシャルグリーン」のアクセントハイドで引き立てられ、コントラストカラーのステッチが全体に施された。フェイシアとウェストレールには、オープンポアのダークバーウォールナットとハイグロスのダークバーウォールナットの2種類の仕上げを実施。サイプレスのピンストライプが、インテリアとエクステリアをつないでいる。