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日産のファミリーセダンが雪上車に変身、大胆ワイドボディにクローラ装着
日産自動車は1月17日、カナダで開催されるモントリオールモーターショー2019において、『Altima-te AWD』を初公開すると発表した。
同車は、日産の北米市場における主力ミディアムセダン、『アルティマ』の新型をベースに、雪上での走破性を追求したワンオフモデルだ。車名の「Altima-te」には、アルティマとアルティメット(究極)の2つの意味が込められた。
Altima-te AWDでは、新型アルティマの四輪をすべて、クローラに取り換えた。前後フェンダーは大幅に拡幅されており、クローラをフェンダーに収めることに成功している。
フェンダーの拡幅はそれぞれ180mm行われ、全幅は360mm広がった。このワイドフェンダーが雪の巻き上げを減らし、ドライバーの視界を確保する効果を発揮するという。
また、車高は80mm引き上げられた。駆動方式は4WDだ。SUVやピックアップトラックがベースではなく、ファミリーセダンをベースにしたところに、日産の狙いがありそうだ。