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【トヨタ ランドクルーザー250】伝統の丸目、基本に忠実なつくり
トヨタ自動車は8月2日、新型『ランドクルーザー(250シリーズ)』をワールドプレミアした。日本市場での発売は2024年前半を予定している。
「ランドクルーザー」は、70年以上前から続いているトヨタの顔ともいえるモデル。当初は警察予備隊(現在の自衛隊)の要請で、岩肌がむき出す険しい富士山の斜面を走行するという目的で作られたクルマであった。
その後、ランクルはどんな過酷な環境でも「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」という評判を得、世界中へと輸出されていった。氾濫する濁流が脅威となるアフリカの農村部。地球上で最も暑い中東の砂漠地帯。逆に限りなく気温が低いマイナス45度の猛吹雪に襲われる南極。全く環境の異なる地域を止まることなく走る姿は、ランクルに対する全員の共通認識と言えるだろう。
新型ランドクルーザーには、外観のバリエーションとして丸目と角目が用意される。画像の丸目はランクル伝統とも言えるエクステリアであり、高い位置に配置することで、様々な状況下で視界が確保できるような工夫がされている。