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17年ぶり復活の超高性能ワゴンBMW『M5ツーリング』、そのデザイン&スペックを大予想!
BMWは6月、高性能ワゴン『M5ツーリング』を復活させることを発表、そのプロトタイプの一部を公開した。正式発表は2024年とのみアナウンスされているが、今回は一足先にその姿を大予想! 予想CGとともに、そのスペックに迫る。
◆17年ぶりに復活する『M5ツーリング』
M5ツーリングは、1992年の「E34型」から2007年の「E61型」に設定されていた高性能ワゴンだ。E34型では直列6気筒エンジン、E61ではV型10気筒エンジンを搭載していた。現在はコレクターズアイテムとなり、人気が再燃している。17年ぶりの復活となる新型では、ハイブリッドパワーと全輪駆動を搭載した初のM5ツーリングとなることが濃厚となっている。
パワートレインは、M5セダンと共有するとみられ、アシスト用の電気モーターを備えた、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンが採用されるという。BMW初のM専用SUV『XM レーベルレッド』はこのセットアップで最高出力738ps、最大トルク1000Nmを叩き出すが、M5セダンおよびツーリングがどこまで踏襲するのかは不明だ。
キャビン内は、ベースの5シリーズ同様に、12.3インチのインストルメントクラスターと14.9インチのインフォテインメントスクリーンの搭載が予想されるが、M5ではより厚いサイドボルスターや、カーボンファイバー製のスポーティなトリムを備えたシートなどのアップグレードが施される可能性が高い。
◆デザインはアグレッシブ!
そして注目のエクステリアだ。
ロシアの自動車サイト「KOLESA.RU」の協力により作成したCGでは、そのデザインの意匠の多くをこれまでスクープしてきた新型『M5セダン』と共有。フロントノーズ、外側に大きなエアインテークを備えたバンパーなど、従来以上のアグレッシブな表情が特徴だ。ブラックアウト化されワイドになったキドニーグリルは水平基調となっているのも新しい。
足回りでは複雑なスポークを備える大径ブラックホイール、その奥には赤いブレーキキャリパーを忍ばせた。ツーリングならではのリアビューでは、力強くワイドなフェンダー、スプリットタイプのルーフスポイラーや、両側に2本の排気管を備えたアグレッシブなディフューザーも備えた。
2024年前半と予想されるM5ツーリング新型のワールドプレミア。それまでにも、開発車両の様子がスクープされ次第お伝えしていこう。