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メルセデスAMG GT 4ドアクーペ、最高出力639psのV8モデルを追加…価格は2850万円

  • 《写真提供:メルセデス・ベンツ日本》
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メルセデス・ベンツ日本は、高性能4ドアクーペ、メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』に最上位グレード「63S 4MATIC+」追加し、6月29日より販売を開始した。価格は2850万円。

GT 63S 4MATIC+は、最高出力639ps/最大トルク900Nmを発生する4.0リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載。電子制御式9速トランスミッション「AMGスピードシフトMCT」、四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を組み合わせ、0-100km/h加速3.2秒、最高速度315km/hという圧倒的なパフォーマンスを実現する。

マルチチャンバーを備えたAMGライドコントロール+エアサスペンションには、ダンパーの外側に2つの圧力制御バルブを追加した。1つはホイールのリバウンドで発生するリバウンドダンピングを、もう1つはホイールが収縮する際に発生するコンプレッションダンピングを制御。最小減衰力と最大減衰力の特性差を広げ、マップデザインの柔軟性をさらに高めることで、快適性を高める一方で、スポーティなドライビングダイナミクスの両立を実現した。

標準装備のMBUXインテリアアシスタントは手のジェスチャーで様々な操作が可能になった。例えば、Vサインによって、お気に入りの機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライトを、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのオン・オフを可能にするなど、利便性を高めた。ホームスクリーン、メディア、ナビゲーション、シート調節では選択項目をハイライトまたは拡大表示することで、より操作しやすくなるよう配慮。また、360°カメラシステムの映像を車両の前後左右、俯瞰などを任意に切り替えでき、駐車時の安全確認をサポートする。

MBUX AR(拡張現実)ナビゲーションも標準装備。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、ARナビゲーションではそれに加え、車両の前面に広がる現実の景色をナビゲーション画面の一部に映し出し、その進むべき道路に矢印を表示する。さらに最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを標準装備。ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを備える。

ボディカラーにはルビーライトレッド(メタリック)、オリーブ(メタリック)、イエローストーン(ソリッド)、コートダジュールライトブルー(メタリック)を追加。インテリアカラーにはシエナブラウン/ブラック、クラシックレッド/ブラック、ネバグレー/ブラック、ディープホワイト/ブラックを追加した。