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ポルシェ、未来のスポーツカービジョンを6月8日に発表へ
ポルシェ(Porsche)は5月30日、ライブストリームイベント「ポルシェスポーツカーの75周年」を6月8日に開催し、未来のスポーツカービジョンを初公開すると発表した。
ポルシェの創始者、フェルディナンド・ポルシェの長男として生まれ育ったフェリー・ポルシェは、自身が夢見たスポーツカー、ポルシェ『356 No.1 ロードスター』を1948年に製作した。
1948年6月8日、ポルシェの名を付した最初のスポーツカーがナンバー登録を受けた。それが、オーストリア・カリンティア地方のグミュントで製造されたポルシェ356 No.1 ロードスターだった。
この「グミュント・ロードスター」には、フォルクスワーゲン製の空冷1.1リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力は35psを発生。車両重量は585kgに抑えられ、最高速135km/hの性能を可能にしていた。その後、「356」シリーズは1965年までに、およそ7万8000台が生産されている。
356 No.1 ロードスターがポルシェの最初のスポーツカーとなり、今年でその誕生から75周年を迎える。ポルシェは6月8日、ライブストリームイベントのポルシェスポーツカーの75周年を開催し、未来のスポーツカービジョンを初公開する予定だ。