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極太4本マフラーが最強の証!これがBMW 1シリーズ 次期型のMパフォーマンス『M140i』だ

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BMWは現在、欧州Cセグメント『1シリーズ』次期型となる「F70型」を開発中だ。2023年内にも登場するとみられる次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。4月には次期型に関するドキュメントも入手、そのスペックも明らかになってきている。

今回捉えたプロトタイプは、エクステリアを最大限にカモフラージュ。しかし、従来モデルとは全く異なる流線型のフロントエンドが露出しているほか、ヘッドライトには2本の太いLEDデイタイムランニングライトを配置する生産型コンポーネントが装備されていることがわかる。さらに中央の広い開口部には2本の水平バーを配置。キドニーグリルは、スリム&コンパクトになり楕円形に近い形となりそうだ。

注目はリアエンドだ。先日捉えたプロトタイプ同様に丸みを帯びたハッチ、新設計のラップアラウンドテールライトの一部が見られるが、バンパーには極太の円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされているのが大きな違いだ。このプロトタイプが生産コンポーネントを装備して出現したのは初めてだ。

クワッドエキゾーストパイプは、現行のMパフォーマンスモデル「M135i」では提供されておらず、通常はピュア「Mモデル」の象徴だが、これまで1シリーズにMモデルは設定されていないため、現段階ではMパフォーマンスの可能性が高いという。

M135i後継モデルとすれば、最高出力303ps、最大トルク450Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが予想され、最終的には「M140i」としてデビューすると噂されている。

また流出したドキュメントには、「116i」とグレード名が書かれていたことから、『2シリーズアクティブツアラー』の「216i」を踏襲し、最高出力122psと最大トルク230Nmを発生する1.5リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する「116i」がベースモデルとなると見られている。