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4ドア&4人乗り『プロサングエ』は、「家族で乗れる初めてのフェラーリ」
フェラーリ『プロサングエ』の名前はイタリア語で「サラブレッド」を意味する。パフォーマンス、ドライビング・プレジャー、快適性に注ぎ込まれたフェラーリのDNAは、まさにサラブレッドそのもの。スポーツカーとして申し分のないスペックでありながら、初の4ドアフェラーリとして実用性も兼ね備えているのが特徴だ。
◆フェラーリ史上最も快適な空間を用意
プロサングエは、フェラーリ史上最も広いキャビンとトランクを有し、大人4人も快適に収容することができ、「家族と分かちあえるフェラーリ」としている。また、トランクはリアシートを倒すことでラゲッジスペースを増やすことができ、様々な用途に対応する。4つのシートは全てヒーターと電動シート機能を備えており、快適性に対する妥協のない姿勢が感じられる。ドライビングポジションは他のフェラーリと比較して高めのポジションになっており、見晴らしがよく運転のしやすさにつながる。
この他にも、「Burmester」のオーディオ・システムを始めとして、快適性にフォーカスした様々な装備が標準で多く備わっており、オプションの設定も豊富に用意されている。その一つが新しいアルカンターラの内張だ。認証取得のリサイクル・ポリエステルを使用し、環境への配慮も行っている。
◆100km/h加速までの時間はわずか3.3秒!
搭載される自然吸気V12エンジンは総排気量6496cc、最高出力は725psとなっており、その性能はクラストップを誇る。100km/h加速までの時間はわずか3.3秒だ。エンジンはミッドフロントに、ギアボックスはリアに配置され、スポーティーなトランスアクスル・レイアウトを実現した。前後重量配分は49:51で、ミッドシップのスポーツカーとしては最適な配分である。また、カーボンファイバー製ルーフが標準装備となっており、軽量化と低重心化を実現した。
さらに、世界で初めて「フェラーリ・アクティブ・サスペンション・システム」が採用された。コーナーでボディのロールを制御したり、高周波のバンプを越える際にタイヤの接地面をコントロールしたりすることができ、機敏なハンドリング・レスポンスを実現している。その他にも、4輪独立型ステアリングや専用開発の新型シャシーなどと言った最新技術が多く採用されており、まさに「ゲームチェンジャー」であると言える。