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トヨタ RAV4「GRスポーツ」、306馬力PHEVにも設定…欧州発売

  • 《photo by Toyota》
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トヨタ自動車の欧州部門は、ミドルクラスのSUV『RAV4』(Toyota RAV4)の「プラグインハイブリッド(PHEV)」に、「GR スポーツ」を設定し、欧州で発売した。

RAV4のGR スポーツには、フロントにブラックのGメッシュパターングリル、新デザインのフロントスポイラーとフォグライトベゼルを採用した。ピアノブラックのホイールアーチトリム、サイドモール、バックドアガーニッシュも装備する。足元は、グロスブラック仕上げの19インチアルミホイールで引き締められた。サスペンションは専用チューンされた。新設計の高剛性スプリングとショックアブソーバーの採用により、ハンドリングが向上しているという。

室内は、スエード調のスポーツシートを採用した。ヘッドレストには「GR」のロゴがエンボス加工されている。シート、ステアリングホイール、シフトレバーにはシルバーのステッチ、ドアとステアリングホイールにはガンメタルトリムのアクセントが添えられた。

PHEVパワートレインは、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンに、2つのモーターを組み合わせたものだ。直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンは、最大出力185hp、最大トルク23.1kgmを発生する。モーターはフロント側が最大出力182hp、最大トルク27.5kgm、リア側が最大出力54hp、最大トルク12.3kgm。エンジンとモーターを合わせたPHEVシステム全体で、306hpのパワーを引き出す。駆動方式は、電気式4WDシステムの「AWD-i」とした。

強力なPHEVパワートレインにより、0~100km/h加速を6秒で駆け抜ける。最高速は180km/h。二次電池は、蓄電容量18.1kWhのリチウムイオンバッテリーだ。EVモードでは、最大75km(WLTP複合サイクル)のゼロエミッション走行を可能にしている。