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BMW X5 改良新型にPHEV、EVモードは最大110km…欧州設定
BMWは2月8日、SUVの『X5』(BMW X5)の改良新型に、プラグインハイブリッド車(PHEV)の「xDrive 50e」グレードを欧州で設定すると発表した。従来の「xDrive 45e」グレードの後継モデルになる。
xDrive 50eグレードのPHEVパワートレインのエンジンは、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボだ。最大出力は286hpから313hpへ、27hp強化された。
8速「ステップトロニックスポーツ」トランスミッションに組み込まれるモーターは、最大出力が113hpから197hpへ、84hp向上した。システム全体のパワーは、394hpから490hpへ、96hpアップ。システム全体のトルクも、61.2kgmから71.4kgmへ、10.2kgm引き上げられた。動力性能は、0~100km/h加速が5.6秒から4.8秒へ、0.8秒短縮している。
二次電池は、蓄電容量25.7kWhと、従来よりもおよそ25%大容量化したリチウムイオンバッテリーだ。この効果で、EVモードの航続は、最大110km(WLTPサイクル)に拡大している。