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メルセデスベンツ『GLE』、PHEVにも改良新型…EVモードは最大105kmに
メルセデスベンツは1月31日、ミドルクラスSUV『GLE』(Mercedes-Benz GLE e)の改良新型に、欧州でプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定すると発表した。PHEVシステムは、最新の第4世代にアップグレードされている。
改良新型GLEのPHEVには、ディーゼルとガソリンがある。ディーゼルは、「GLE 350 de 4MATIC」グレードだ。エンジンは直噴2.0リットル(1993cc)の直列4気筒ディーゼルターボで、最大出力197hp、最大トルク44.9kgmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.9kgmで、システム全体では、333hpのパワーと76.5kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速6.9秒、最高速210km/hとした。
ガソリンは、「GLE 400 e 4MATIC」グレードだ。エンジンは、直噴2.0リットル(1999cc)の直列4気筒ガソリンターボで、最大出力252hp、最大トルク40.8kgmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.8kgmで、システム全体では、380hpのパワーと61.2kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速6.1秒、最高速210km/hとなる。
二次電池として、蓄電容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリーを積む。EVモードの航続はガソリン仕様、ディーゼル仕様ともに、最大105km(いずれもWLTPサイクル)としている。