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ボルボ25年ぶりの後輪駆動車、EV『XC40』と『C40』に欧州設定…航続も拡大
ボルボカーズ(Volvo Cars)は1月16日、EV『XC40リチャージ』と『C40リチャージ』に、欧州で「シングルモーターRWD」グレードを設定すると発表した。ボルボカーズとしては、25年ぶりの後輪駆動モデルになる。
シングルモーターRWDには、リアアクスルに最大出力238hpの電気モーターを搭載する。従来の最大出力231hpのシングルモーターの前輪駆動バージョンに対して、パワーは 3%引き上げられた。
XC40リチャージの場合、バッテリーの蓄電容量は、69kWhと従来通り。しかし、冷却効率の向上により、航続は従来の425kmから伸びて、最大で460km(いずれもWLTPサイクル)に到達する。C40リチャージの場合、航続は従来の438kmから最大476km(いずれもWLTPサイクル)に向上する。 最大出力130kWのDCチャージャーを利用すると、バッテリーの8割を充電する時間は約34分だ。
さらにパワーと航続を求める顧客には、より強力な最大出力252hpのモーターをリアアクスルに搭載した「シングルモーター・エクステンディッドレンジRWD」グレードを用意する。バッテリーは蓄電容量が82kWhと大容量に。1回の充電での航続は、XC40リチャージが最大515km、C40リチャージが最大533km (いずれもWLTPサイクル)まで伸びる。充電に関しては、DCチャージャーでの最大出力を、従来の150kWから200kWに引き上げた。これにより、バッテリーの8割を充電する時間を、約28分に短縮している。