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メルセデスベンツのエントリーEV『EQA』が大幅改良? 新LEDテールライトをチラ見せ

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メルセデスベンツは現在、フルエレクトリックSUV『EQA』の改良に向けた開発に着手している。スクープサイト「Spyder7」がその最新プロトタイプを激写。メルセデスのエントリーEVはどう進化するのか?

現行型EQAは、2021年に発売されたEQブランド最小の電動SUVだ。人気コンパクトSUV『GLA』をベースとしているが、フロントエンドでは、グリルと一体化したような滑らかなデザインの専用ヘッドライト、リアエンドでは、トランクリッドに沿って走る水平のLEDライトストリップを装備するなどデザインでも差別化が図られている。

7月にもプロトタイプを捉えた改良モデルだが、フロントエンドでは、カモフラージュがより厳重になっており、大きく変わる最終デザインが隠されている可能性が高い。またリアエンドでは、今回初めて市販モデルのテールライトが顔を覗かせている。さらに下部バンパーもデザインが新設計されており、後部からデザインが完成しつつあるようだ。

さらにテールゲートには「EQA 350」と「4Matic」のバッジが装着されていることから、ラインアップ中最も強力なモデルであることがわかる。シングルモーター搭載し最高出力188psを発揮する「EQA 250」、デュアルモーターを搭載し最高出力225psを発揮する「EQA 300」、そして同じくデュアルモーターを積み最高出力290psを発揮する「EQA 350」が設定されているが、航続距離の延長が計画されているようだ。

インテリアは撮影できなかったため内部は不明だが、MBUXインフォテインメント システムのアップデートなどがなされるだろう。

EQA改良新型のワールドプレミアは2023年内と思われる。またダイムラーのCEOオラ・ケレニウス氏は、将来ブランドのエントリーレベルのEVはリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを使用すると述べており、次世代の「EQA」と「EQB」がこれらのコンポーネントを採用すると見られる。