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旅行のために日常を犠牲しないシンプルな車中泊モデル
これまでに数多くのキャンピングカーを販売してきた「キャンパー鹿児島」の新モデルが「CV390」。旅のための機能や性能をプラスするのではなく、日常使いしやすくシンプルに車中泊に特化したモデルとして開発された。
CV390のベースはトヨタ『ハイエース』。標準ボディ、標準ルーフを採用しているため、取り回しやすく、駐車場もあまり制限されずに済む。
車内のレイアウトはドライビングモード、リビングモード、就寝モードの3種類。乗車定員は6人、就寝定員は2人以上。家具を左側後方にすっきりまとめて、室内をめいっぱい広く使えるようにした。
そのため、2列目シートまでフラットにした際のベッドサイズは2100mm×1360mmと広々。マットから天井までの高さも910mmあり、圧迫感も少なく、ベッド下の収納スペースも比較的広く確保されている。
ベッドの台座は3本脚付きで安定性が良く、フロアや天井の遮音断熱施工など居住性にも配慮している。電源については720Whのポータブルバッテリーなどを装備。平日は通勤や買い物の足として、週末にフラッと旅に出たいというライトユーザーにとってバランスの良い1台だ。