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スバル インプレッサ 新型に「RS」、182馬力ボクサー搭載のスポーツモデル…ロサンゼルスモーターショー2022

  • 《photo by SUBARU》
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SUBARU(スバル)の米国部門は11月17日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2022において、小型ハッチバック『インプレッサ』(Subaru Impreza)新型のスポーツグレード「RS」をワールドプレミアした。

◆2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載
新型『インプレッサ RS』は、1998年に発売され、米国市場における『WRX』の先駆けとなった「2.5 RS」を連想させるグレードだ。新型の米国市場への導入は、2023年春以降を予定する。米国市場を皮切りに、世界各国市場に順次導入する計画だ。

新型インプレッサ RSには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hp、最大トルクは24.6kgmを獲得する。パドルシフト付きの「リニアトロニックCVT」を組み合わせた。このCVTには、8 段階のマニュアルモードが付く。

外観は、RSエンブレムをフロントドアやバックドアにあしらい、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイール、ブラック塗装のフロントグリル、サイドスポイラー、ドアミラーなどを採用した。LEDヘッドライトとLEDフォグランプもブラック仕上げとなる。

◆新型WRXと同様の2ピニオン電動パワーステアリングを採用
新型『WRX』と同様の2 ピニオン電動パワーステアリングを採用した。滑らかでリニアなトルク伝達を可能とし、ダイレクトで自然な操舵感を実現するとともに、応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現しているという。

「スバル・グローバル・プラットフォーム」をさらに進化させ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性を向上させた。これにより、従来型よりも、さらに高いレベルの動的質感を実現した。従来型比で10%高いねじり剛性も達成している。

アクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新した。これにより、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上する。日常使いのさまざまな走行シチュエーションにおいて、意のままに操れる快適な走りを追求している。

◆スポーツチューンサスペンションを装備
新型インプレッサ RSには、スバル独自のドライブアシストシステム「SI-DRIVE」を搭載する。燃費や環境に配慮した「インテリジェントモード」や気持ちのいい加速を重視した「スポーツモード」が切り替えられる18 インチタイヤやスポーツチューンサスペンションを装備した。これにより、パフォーマンスとハンドリングを追求している。

インテリアには、カーボン調インナートリムやレッドカラーのシートバックを備えたブラッククロスのスポーツフロントシート、高質感な革を使用したステアリングホイール&シフトノブを装備した。「STARLINK」対応の11.6 インチのマルチメディアプラスを標準装備している。

さらに、新型インプレッサ RSには、アルミニウム製ペダル、ヒーター付きフロントシート、リアのUSB充電ポートも装備した。安全面では、新世代アイサイトを標準装備。レーンチェンジアシスト付きブラインドスポットディテクションやリアクロスラフィックアラートなどを採用した。Harman Kardon製10スピーカーオーディオシステム、電動サンルーフ、運転席のランバーサポート付き10 ウェイパワーシートは、新型インプレッサ RSだけにオプション設定されている。