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トヨタ『タンドラ』新型、走る映画制作スタジオになった…SEMA 2022

  • 《photo by Toyota》
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トヨタ自動車の米国部門は11月1日、大型ピックアップトラック『タンドラ』新型をベースにした「オリオン・タンドラ」(Toyota Orion Tundra)を、SEMAショー2022で初公開した。

同車は、世界各地の険しい場所を探検する人気テレビシリーズ『Expedition Overland』において、「探検の足」として使用するために製作された1台。ベース車両は、新型タンドラの「リミテッド」グレードだ。2023年1 月に放映予定の「シーズン5」 の撮影で使用されており、すでに1100km以上を走行している。

移動式の映画制作スタジオとして機能する必要があるため、REDARCのバッテリー管理システムをはじめ、リチウムバッテリー2個とソーラーパネル2枚を装備した。ここで得られた電力は、撮影用のカメラやドローンのバッテリーを充電するほか、冷蔵庫の電源や、撮影した動画の編集作業で利用されている。

また、北欧地域の氷点下の環境で撮影を行うため、フルサイズのキャノピーキャンピングカーシステムと暖房システムを装備している。