注目の自動車ニュース
BMW 8シリーズ 新型、早くも600馬力にカスタマイズ…ACシュニッツァー
BMWのチューニングを手がけるドイツのACシュニッツァー(AC Schnitzer)は、新型『8シリーズクーペ』(BMW 8 Series Coupe)のカスタマイズプログラムを発表した。
新型8シリーズクーペは、欧州で発売されたばかり。日本市場にもクリスマス直前に、最初の30台が上陸した。この新型8シリーズクーペを、BMWのチューニングを得意とするACシュニッツァーが、早くもカスタマイズしている。
「M850i xDrive クーペ」グレードの4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンには、ACシュニッツァーがコンピューターや吸排気系を中心にチューニングを施した。その結果、最大出力は530hpから600hpへ、最大トルクは76.5kgmから86.7kgmへ、70hp、10.2kgmの向上を果たす。
足回りには、専用のサスペンションキットを用意しており、車高はフロントがおよそ20~25mm、リアがおよそ10~15mm下がる。軽量デザインのアルミホイールはフロントが20インチ、リアが21インチを装着する。マフラーも専用デザインとした。
ACシュニッツァーは、エアロダイナミクス性能を高めるチューニングも行う。フロントリップスポイラーやサイドスカート、リアスポイラー、ディフューザーは、軽量なカーボンファイバー製だ。インテリアには、パドルシフトやペダル、フットレストなどにアルミ製パーツが設定されている。