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日立オートモティブ、電動化や自動運転事業を強化…子会社を売却へ

日立オートモティブシステムズは12月26日、子会社の日立オートモティブシステムズメジャメントを売却し、電動化や自動運転分野における事業を強化すると発表した。

日立オートモティブシステムズメジャメントは、燃料液体・ガスの充填・計量機や石油・ガスの流量計などを製造・販売している。サービスステーションの設計、施工事業や計装事業について、日本国内を中心に、アジア地域を含む市場に展開。国内では、ガソリンからCNG、水素までさまざまなエネルギーステーションを展開するとともに、自家用給油所建設事業にも注力している。

日立オートモティブシステムズは、日立オートモティブシステムズメジャメントの株式のすべてを、ポラリス・キャピタル・グループが設立した特別目的会社、PTC2ホールディングスに譲渡する株式譲渡契約を締結した。

今後、日立オートモティブシステムズは、さらなる事業ポートフォリオの強化に注力する。とくに、強みを持つ電子・電動化技術を生かした、モーター、インバーターなどの電動化製品や外界認識センサー、電子コントローラーなどの先進運転支援システム(ADAS)、自動運転分野における事業の強化を推進していく。