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【日産 エクストレイル 新型】1番人気の「G」、他のグレードと何が違う?[詳細画像]
7月にデビューした、新型日産『エクストレイル』。発売から2週間で受注1万台を突破し、歴代モデルの記録を更新する盛り上がりを見せている。その中で最も人気なのが、上級グレード「G」だ。
◆クローム塗装とインチアップで、高級感をプラス
デザインにおいて、キーワードとなるのは「タフギア」と「上質」だ。初代から継承される「タフギア」という要素は、重量感のあるフォルムや、力強いフロントフェイスなどに現れている。
一方で、リアコンビネーションランプには日本伝統の切子構造から着想を得たパターンが採用されるなど、上質感が高められる仕掛けが組み込まれた。「G」では車体の下部にクローム塗装が施されるなど、さらにプレミアムな作りとなっている。
ベースグレードとなる「S」や「X」が18インチのアルミホイールを装着する一方で、「G」は19インチホイールを奢る。大径ホイールの採用で、足元からも高級感を演出する。
◆Nissan Connect標準搭載、プロパイロットとも連携
タフに活躍する防水シートをはじめ、4種類のシートを用意した新型エクストレイルだが、画像はメーカーオプションのナッパレザーシート。タン色の内装となり、都会派のプレミアムSUVという趣を感じさせる。
「G」では木目調のインテリアパネルが採用され、さらなる上質さをプラス。現代社会では必須とも言えるUSBソケットもタイプAとタイプCがそれぞれ前後に1つずつ配置されるなど、細やかな配慮も嬉しい。
また、センターに装着されている12.3インチのディスプレイには、「Nissan Connectナビゲーションシステム」が搭載されている。Amazon Alexaを用いた自然なボイス操作をはじめ、運転支援装備「プロパイロット」とも連携。多彩な機能でドライバーを手助けする。
ユーザーの9割が選ぶ「e-4ORCE」
新型エクストレイルは、実に9割ものユーザーが電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載する4WDモデルを選択しているという。「e-4ORCE」は前後2基のモーターと左右のブレーキを統合制御することにより、4輪の駆動を最適化するシステム。悪路の走破性を高めるのみならず、日常使いでも快適性を高める効果がある。
また、日産のお家芸とも言える電動化技術「e-POWER」も、新開発の「VCターボ」エンジンとの組み合わせで進化した。このエンジンは世界で初めて量産化に成功したエンジンで、圧縮比を状況に応じて変化させることで、静かで高効率な走りを実現する。
上質感が高められた新型エクストレイルの中でも、一層プレミアムなモデルがこの「G」だ。価格は2WDモデルが429万8800円、4WDモデルが449万9000円となっている。