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トヨタ スープラ 現行型、初の6速MT設定…米国では500台限定の発売記念車も

  • 《photo by Toyota》
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トヨタ自動車の米国部門は9月7日、『GRスープラ』の2023年モデルに、現行型初の6速MTを設定し、発売した。発売記念車の「A91-MTエディション」(Toyota GR Supra A91-MT Edition)も、500台限定で発売されている

A91-MTエディションは、GRスープラの米国発売記念限定車として、1500台が完売した「ローンチエディション」などに続くGRスープラの限定車だ。GRスープラの型式の「A90」に由来するネーミングとなる。GRスープラ A91-MTエディションには、トランスミッションに新開発の6速MTを採用する。この6速MTは、ファイナルレシオを3.15(8速ATは3.46)とし、スポーツカーのパフォーマンスに適したレスポンスとギアリングを実現しているという。

また、シフト操作に必要な力を最小限に抑えるために、シフトノブの重量は200gとした。さらに、人間工学に配慮し、シフトノブとコントロールパネルの間に約43mmのクリアランスが生まれるよう、レイアウトにもこだわったという。さらに、この6速MTには、コンピューターがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるよう制御する「iMT」を導入した。シフト操作時に、自動でブリッピングを行う。

A91-MTエディションでは、ボディカラーにマットホワイトとCUラターグレーの2色を用意している。インテリアは、専用のコニャック色のレザーシート、GRのロゴ入りアルカンターラ製シフトノブ、12スピーカーのプレミアムJBLサウンドシステムを標準装備する。赤い「スープラ」エンブレムと赤いGRスープラのロゴ入りブレーキキャリパーも専用アイテムだ。専用の鍛造19インチフローズンガンメタルグレーホイールが足元を引き締める。ボンネットの下には、赤いタワーブレースが採用されている。