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1600馬力で最高速420km/h、ブガッティの16気筒エンジン最終モデル…『ミストラル』
ブガッティは8月19日、米国で開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、新型ロードスターの『W16ミストラル』(Bugatti W16 Mistral)を初公開した。現地写真で紹介する。
車名の「W16」とは、2005年に『ヴェイロン』に初搭載され、その後、『シロン』などに受け継がれてきたW16気筒エンジンを意味している。このW16気筒エンジンが、間もなく生産を終えるという。W16ミストラルの8.0リットルW16気筒+4ターボエンジンは、シロンの最強グレード、「スーパースポーツ300+」譲りだ。ターボチャージャー、オイルポンプ、バルブトレイン付きのピストンなどにチューニングが施されており、最大出力は1600ps、最大トルクは163kgmを引き出し、最高速420km/hの性能を可能にしている。
W16ミストラルは 99台のみが生産され、価格は500万ユーロ(約6億9800万円)。2024年から納車が開始される予定だが、99台はすでに完売している。