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ヒョンデ、予約受注初日の販売新記録…流線形EV『アイオニック6』
ヒョンデは8月23日、新型EVの『アイオニック6』(Hyundai Ioniq 6)の韓国での予約受注を8月22日に開始し、初日の販売台数が新記録となる3万7446台に到達した、と発表した。
◆『アイオニック5』が保持していた記録を1年半ぶりに更新
3万7446台の数字は、韓国での予約受注初日の販売台数としては、ヒョンデ車の新記録だ。これは、『アイオニック5』が保持していた記録を1年半ぶりに更新するもの。アイオニック5が持つ2万3760台の記録を、アイオニック6は1万3686台上回った。
ヒョンデによると、アイオニック6の革新的なデザイン、優れた航続、新技術などが、顧客から良好な反応を得ているという。ヒョンデのEV専用ブランドの「アイオニック」が、再び韓国自動車産業の歴史に新たな1ページを刻んだ、と自負する。今後の電動化時代のゲームチェンジャーとして、顧客の期待を満たした結果、としている。
ヒョンデは今後、アイオニック6の優れた商品性を簡単かつ快適に体験できるよう、さまざまなイベントを企画しているという。
◆前面空気抵抗を示すCd値はヒョンデ車で最も低い0.21
アイオニック6は、日本市場にも導入されているアイオニック5に続くモデルになる。アイオニック5は、5ドアハッチバックのEV。これに対して、アイオニック6は、ユニークな流線形シルエットを持つセダンEVになる。
アイオニック6は、「シングルカーブの電動ストリームライナー」を標榜する。ボンネットの先端からルーフ、リアへエンドへと続く緩やかなカーブが特長だ。前面空気抵抗を示すCd値は、ヒョンデ車で最も低い0.21を達成した。
車台には、「E-GMP」を使用している。ボディサイズは、全長4855mm、全幅1880mm、全高1495mm、ホイールベース2950mmだ。足元には、18インチまたは20インチのアルミホイールが選択できる。
◆繭に着想を得たインテリア
インテリアは、繭に着想を得た。乗員がくつろげるように設計されており、パーソナライズされたインテリアスペースを目指している。デュアルカラーアンビエント照明により、64色のスペクトルと6つのテーマから、照明パターンを選択できる。「スピードシンクライティング」モードは、走行速度に基づいて室内照明の明るさを変更することにより、エモーショナルな運転体験を追求している。
モジュラータッチスクリーンを配したダッシュボードは、12インチのフルタッチインフォテインメントディスプレイと、カスタマイズ可能な12インチのデジタルメータークラスターを一体デザインしている。
インフォテインメントシステムには、最新のバッテリー充電状態に基づいて、リアルタイムの航続予想を表示する。コネクテッドカーサービスは、移動の途中で充電ステーションに立ち寄ることを考慮して、最適なルートを検索する。
◆1回の充電での航続は610km以上
アイオニック6には、2WD(後輪駆動)とAWDの2種類の仕様を用意した。最上位のデュアルモーターAWD仕様の場合、前後に搭載されるモーターは最大出力325hp、最大トルク61.7kgmを引き出す。パワフルなツインモーターは、0~100km/h加速5.1 秒の性能を可能にする。
バッテリーは2WDとAWDともに、「ロングレンジ」仕様の場合、蓄電容量が77.4kWhと大容量とした。2WDの18インチタイヤ装着車では、1回の充電での航続が610km以上(WLTPサイクル)を想定している。また、2WDの18インチタイヤ装着車で、標準バッテリー(蓄電容量53kWh)の場合、エネルギー消費量は14kWh/100km以下と予想している。これにより、アイオニック6は最もエネルギー効率の高いEVのひとつになる、としている。