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ポルシェ 911 のオークション落札額が新記録、映画『カーズ』のサリー仕様

  • 《photo by Porsche》
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ポルシェは8月23日、映画『カーズ』に登場するキャラクターの「サリー・カレラ」を、最新『911』ベースで実車化した1台限りの「911サリー・スペシャル」が8月20日、慈善目的のオークションに出品され、360万ドル(約5億円)で落札された、と発表した。

オークションを主催したRMサザビーズによると、360万ドルの落札価格は新車のポルシェとしては、これまでのオークションの最高値になるという。

このプロジェクトは2021年11月に開始され、ポルシェと映画『カーズ』の制作チームが連携した。チームには、サリー・カレラを最初に描いたプロダクションデザイナーのボブ・ポーリー氏も含まれていた。チームは10か月間、共同作業に取り組み、ユニークなワンオフモデルが完成した。

車体には、手作業でサリーブルーメタリックの塗装が施された。ホイールは911サリー・スペシャル用に特別に製造。フロント20インチ、リア21インチの5アームデザインが現行の 「992」世代と、サリー・カレラのベースとなった「996」世代の911との視覚的なリンクを生み出しているという。

特別なサリーブルーメタリックは、インテリアにも使用されている。911サリー・スペシャルのシートには、チョークカラーのレザーとスピードブルーのステッチを組み合わせた3色仕上げの特別なチェッカーパターン生地を採用している。