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BMWのグリルがまた変わる!? 『X5M』改良新型は“横型”デザインに

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BMWは現在、ミドルクラス・クロスオーバーSUV『X5』ファミリーの改良新型に着手しているが、その頂点に君臨するハードコアSUV『X5M』の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が捉えた。

2月以来、ニュルブルクリンクに帰ってきた改良新型プロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされた状態だ。フロントエンドにはよりスリムなヘッドライトと新しいフロントバンパーを装着している。コーナーには垂直のエアカーテンとリフレッシュされた中央のインテークも確認できる。

最大の注目はリデザインされたキドニーグリルで、これまでの垂直基調から水平基調へと変更されていることがわかる。サイズは極端に巨大化されていないようだが、より角張ったアウトラインを持っている様子がうかがえる。

後部では、LEDテールライトを新設計。下部バンパーセクションとクワッドエキゾーストパイプの間のディフューザーにも改良が加えられるだろう。

X5シリーズは今回の改良で、インテリアをアップデートする。EVの『iX』と同様に、独立したデジタルインストルメントクラスターと、インフォテイメントスクリーンを持つ「iDrive8」を採用する。

X5Mのパワートレインは、現行世代でのダウンサイジングは計画されておらず、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンがキャリーオーバーされる見込みだ。最新情報では、改良新型は「コンペティション」モデルのみの発売となるとされ、その最高出力は617psに向上すると噂されている。

X5Mの改良新型は、2023年モデルとして2022年末にデビューする予定となっている。