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ベントレーの新型クーペ『バトゥール』、最強のW12エンジン搭載へ
ベントレー(Bentley)は8月15日、「モントレー・カー・ウィーク2022」のザ・ビーチ&テニスクラブで行うベントレーのシグネチャー・パーティーで8月21日にワールドプレミアする、『マリナー・バトゥール』の新たなティザー写真を公開した。
マリナー・バトゥールは、新しい「マリナー(Mulliner)」のプロジェクトだ。ベントレーのマリナーは、ベントレーのビスポーク(オーダーメイド)部門で、長い歴史を持つコーチビルダー。ビスポーク部門は、ベントレーの目の肥えた顧客の要望に応える。ベントレー本社のクルー工場のエンジニアやデザイナーと協力しながら、マリナーの顧客の要望に長年応じてきた。
マリナー・バトゥールは、マリナーの専用モデルとして、12台が限定生産された『バカラル』の後継モデルに位置付けられる。また、マリナー・バトゥールには、ベントレーの新しいデザイン言語を初めて採用する。このデザイン言語は、ベントレーの将来のEVにも導入される予定だ。
ベントレーは、このマリナー・バトゥールの新たなティザー写真を公開した。2ドアクーペボディが確認できる。ベントレーによると、W12気筒ガソリンエンジンを搭載し、これまで以上のパワーとトルクを生み出すという。現行ベントレーでW12気筒エンジンを積む最強モデルが、『コンチネンタルGTマリナーW12』。直噴6.0リットルW12気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力659ps、最大トルクは91.8kgmを発生する。マリナー・バトゥールは、このスペックを上回ることになる。