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JARI、自動ブレーキなどのテストが可能な「ADAS試験路」を新設
日本自動車研究所(JARI)は7月4日、城里テストセンターに運転支援技術の研究・開発を支える基盤とするため「ADAS(先進運転支援システム)試験場」の運用を開始したと発表した。
城里テストセンターは、2014年に第2総合試験路を建設し、予防安全性能アセスメント試験などの場所として提供してきた。今後、前方対象物に対する認識評価試験や、交差点での横断方向への走行対象物を認識する評価試験項目が追加される見込みだが。既存の第2総合試験路の幅員の大きさでは、交差点試験の 実施が難しかった。
国内に交差点試験の実施場所を提供するため、2019年に幅員の大きい試験路の整備に着手 3年の歳月をかけて今回、完成した。