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スバル『インプレッサ22B』を400馬力超にカスタム&レストア

  • 《photo by Prodrive》
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英国のプロドライブ社は6月20日、プロドライブ『P25』を6月23日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初公開すると発表した。スバル『インプレッサ22B』をレストア&カスタマイズし、25台を限定発売する。

プロドライブ社は1984年、デビッド・リチャーズ氏が設立した。1990年から、SUBARU(スバル)のパートナーとしてWRC(世界ラリー選手権)に参戦し、1995~1997年の3連覇に大きく貢献した。1997年、WRCはレギュレーション変更により、参加メーカーの多くがWRカーに移行した。当時のスバルは初代インプレッサの2ドアクーペ、「リトナ」をベースにWRカーを開発し、WRCに参戦している。

プロドライブのP25は、インプレッサのWRカーが1997年にWRCを制して、25年を迎えるのを祝福するモデルだ。2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンは最大出力400hp以上、最大トルク61.2kgm以上に強化される。トランスミッションは、パドルシフト付きの6速シーケンシャル。車体にカーボンファイバーを用いるなどして、車両重量は1200kg以下に抑えられる。