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ベントレー『フライングスパーS』新型、PHVも選べる初のS仕様
ベントレーは6月13日、新型『フライングスパーS』(Bentley Flying Spur S)を欧州で発表した。ベントレーの「S」モデルで初めて、内燃エンジン車だけでなく、プラグインハイブリッド車(PHV)も設定している。
外観は、グロスブラックのバンパーロアグリル、ダークティントのヘッドライトとテールランプ、ブラックのクアッドテールパイプフィニッシャー、フロントフェンダーの「S」エンブレムが特徴だ。グリルとサラウンドはブラックグロスで統一され、縦型のバーチカルベーンがそそり立つ。インテリアは、滑らかなレザーとソフトな起毛仕上げの「ダイナミカ」を組み合わせた。Sモデルのパフォーマンスを予感させるツートンカラー内装を採用する。
新型フライングスパーSには、 4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン(最大出力550ps、最大トルク78.5kgm)を搭載する。0~100km/h加速は4.0秒、最高速318km/hの性能を発揮する。PHVは2.9リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンに電気モーターを組み合わせて、システム全体で最大出力544ps、最大トルク76.5kgmを獲得する。パワフルなPHVパワートレインは0~96km/h加速4.1秒、最高速285km/hの性能を可能にしている。