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トヨタの「水素カローラ」に低CO2高炉鋼材 レーシングカー

  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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神戸製鋼所は6月3日、低CO2高炉鋼材「コべナブルスチール」が国内で初めて実用化されたと発表した。

製造時CO2排出量を100%削減した「コべナブル・プレミア」がトヨタ自動車のレース車両「水素燃焼エンジンカローラ」(スーパー耐久に参戦中)のサスペンションメンバーに採用された。

コべナブル・スチールは、従来と同等の品質を維持できることから、特殊鋼線材、超ハイテンなど、高い品質が要求される高炉材で使用できるとしている。

神戸製鋼ではコベナブル・スチールを、自動車分野以外の他分野からも多くの問い合わせを受けているという。多様な事業を営む総合力を生かし、国内で初めて実用化した低CO2高炉鋼材を様々な分野に広く提供することで、グリーン社会に貢献していくとしている。