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BMW 3シリーズ セダン 改良新型、内外装をリニューアル[詳細写真]
BMWは5月18日、改良新型『3シリーズセダン』(BMW 3 Series Sedan)を欧州で発表した。内外装を中心に、リニューアルされている。
外観は、フロントを中心に変更した。LEDヘッドライトは下側がフラットな形状となり、ヘッドライト内のデイタイムランニングライトの配置は上下が逆転した。フロントバンパーは開口部を大きく取り、その左右にはL字型のインサートを組み込む。標準のフルLEDヘッドライトは、従来よりも少しスリムになった。キドニーグリルは、ダブルバーとグリル周囲の形状が新しくなり、さらにパワフルな印象を与えることを目指した。キドニーグリルの下に配置されたハイグロスブラック仕上げのエアインテークは、ブレーキシステムを冷却するとともに、洗練された雰囲気を演出している。リアは、バンパーと少しスリムになったテールランプが新しい。
インテリアは、大きく変更された。「BMWカーブドディスプレイ」を『3シリーズ』に初採用する。ドライバー正面の12.3インチのインフォメーションディスプレイと、ダッシュボード中央の14.9インチのコントロールディスプレイを一体デザインとし、高解像度のフルデジタルコックピットを構築している。
8速ステップトロニックトランスミッションのシフトレバーは、新開発のコンパクトなATセレクターに置き換えられた。パドルシフトが全車に標準だ。コンパクトなATセレクターは、センターコンソールのコントロールパネルに、スタート/ストップボタン、「iDrive」コントローラー、ドライビングエクスペリエンスコントロールボタン、パーキングブレーキ、その他の車両機能スイッチとともに配置されている。