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マツダ『MX-30』、急速充電を26分に短縮…欧州2022年型
マツダの欧州部門は5月12日、マツダ初の量産EV『MX-30』(Mazda MX-30)の2022年モデルの受注を開始した。充電のスピードアップが図られている。
MX-30には、新世代の電動化技術の「e-SKYACTIV」を搭載する。システムは、モーター、バッテリーパック、インバーター、DC-DCコンバーターなどで構成される。モーターやインバーター、DC-DCコンバーター、ジャンクションボックスは一体設計され、車両フロントの高電圧ユニットに組み込まれた。欧州仕様の場合、モーターは最大出力145psを発生する。
床下にレイアウトされるリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量35.5kWhとした。1回の充電での航続は、およそ200km(WLTPサイクルの複合モード)だ。2022年モデルでは、DC(直流)電源による充電出力が、従来の40kWから50kWに向上。これにより、急速充電の時間を、従来のおよそ36分から26分へ10分短縮している。