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大改良で車名が変わる!? 日本導入目前、ルノーの新型ハイブリッドSUV『アルカナ』

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日本での発売も間近のルノーの新型SUV『アルカナ』。そのアルカナが商品改良に向け開発が進められている様子を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

アルカナは、2019年に市販仕様を発表、同年からロシアで販売が開始された。2021年には欧州市場で受注を開始。日本では2022年1月の東京オートサロンで初公開され、いよいよ5月26日に発売となる。

ルノーの通常のライフサイクルを考えると、次期型へのモデルチェンジは2026年以降となる。今回捉えた車両は初の大幅改良モデルとなる。ただし、噂によるとアルカナは2024年で生産を終了し、新型SUV『オーストラル』の派生クーペSUVとして発売する計画があるという。ルノーはすでにオーストラルクーペの登場を発表しており、その可能性は否定できない。

最大の注目はそのフロントエンドだ。現行型でも採用されている同ブランドのデザインアイデンティティ「CシェイプLEDヘッドライト」から、流行の兆しを見せる上下2段のスプリットヘッドライトデザインが採用されていることがわかる。

Dピラーとリアウィンドウは極端に寝かされ、クーペライクなシルエットだ。LEDテールライトは、オーストラルに似たスポーティなコの字タイプに変更されている。インテリアのアップデートは不明だが、タッチスクリーンやデジタルインストルメントクラスターを搭載し、EVモデルの『メガーヌE-TECH』とその機能の一部を共有するとみられる。パワートレインは、オーストラルから流用されると予想される。

アルカナ改良新型、あるいは新型クーペSUVは2024年に登場予定だが、その導入に大きく影響すると思われるのが、ロシアによるウクライナ侵攻だ。初代はロシアのみのモデルとして導入し、改良モデル、あるいは第2世代をロシアとアジアから発売する計画を持っていたようだが、現在はモスクワのルノー工場は停止している。万が一、ルノーがロシアからの撤退を決定した場合、生産拠点を移管する必要がある。