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再参入のヒョンデ、燃料電池車『ネッソ』のデザインは「川の石」モチーフ[詳細画像]
ヒョンデは、FCEV(燃料電池車)『ネッソ』を引っ提げ、12年ぶりに日本の乗用車市場へ再参入した。
エクステリアは、川の流れにより角が削がれ丸みを帯びた石“リバーストーン”からインスピレーションを得たという流麗なデザインを採用。スタイリッシュな雰囲気を醸し出している。全長4670×全幅1860×全高1640mm、ホイールベースは2790mm。タイヤサイズは245/45R19となっている。
センターコンソールはセンタークラスターと一体化したブリッジタイプに、センターコンソール上方にはスイッチ式のシフトセレクターが備わっている。また、7インチ全面液晶モニターのメーターパネルや、12.3インチのマルチメディアスクリーンが採用された。乗車定員は5人、トランク積載量(VDA法に基づくヒョンデ測定値)は461リットルとなる。
モーターの最高出力は120kW、最大トルクは395Nm。水素タンクの衝突安全性を確保するため、タンク周辺部には衝撃に強い高強度構造であるFCEV専用システムを採用。1回約5分の充填で約820km(WLTCモード)の航続距離を実現した。
ネッソには「Hyundai SmartSense」をはじめ、先進のADAS (Advanced Driver Assistance System) 機能が搭載されている。
全国にディーラーは持たずオンラインで完結する販売形態となっている他、カーシェアサービス「Anyca」でも提供。価格は776万8300円。5月よりオーダー受付を開始し、7月からデリバリー予定だ。