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BMW M2クーペ がさらに過激に変身!? リアの迫力がすごいプロトタイプを激写
2022年のガソリンエンジン車で最も期待される1台とされているBMWの新型『M2クーペ』。開発も佳境と思われるM2クーペだが、さらなる過激モデルが登場する可能性があるという。迫力のプロトタイプ車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
これまで目撃されてきたM2クーペは、年内のワールドプレミアに向けて徐々にカモフラージュが剥がされ、フロントバンパーのデザインなどが露出してきている。しかしこのプロトタイプは、バンパーのほかキドニーグリルさえも隠されている。
注目は後部だ。膨らんだホイールアーチの下に極太タイヤを収めるため、非常にワイドなリアトラックを備えている。そしてなんといっても目立つのは、センターマウントのクワッドエキゾーストパイプだろう。このレイアウトは『M3セダン/M4クーペ』のパフォーマンスカタログでも非常によく似たセットアップが提供されている。またトランクリッドには巨大なスポイラーも装着。足回りではブルーのブレーキキャリパー、強化ブレーキを装備、オプションの「Mパフォーマンスパッケージ」装着プロトタイプである可能性が高い。
キャビン内では、メルセデスベンツのようにデジタルインストルメントクラスターとインフォテインメントタッチスクリーンのペアが隣り合って配置された湾曲したパネルを搭載、「iDrive8」を提供する。また高性能「コンペティション」モデルでは、カーボンファイバーバケットなどが予想される。
M2クーペ新型はBMWの「M」50周年記念の一環として、今年後半に発売される見込みだ。3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力は400psオーバーが濃厚とみられる。さらに「コンペティション」では最大450ps~470psとも噂されており、6速マニュアル、または8速オートギアボックスと組み合わされる。後輪駆動はほぼ確定だが、全輪駆動の「M xDrive」が提供されるか注目だ。