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ホンダ シビック 新型にハイブリッド、欧州電動化戦略の重要モデル
ホンダの欧州部門は3月23日、新型『シビック』のハイブリッド「シビック e:HEV」(Honda Civic e:HEV)を発表した。日本仕様の新型シビックにはないハイブリッドとなる。
新型シビックの欧州仕様車は、ハイブリッドのみとなる。これにより、欧州ラインナップの電動化が完了するという。ホンダのe:HEVパワートレイン技術を標準装備する新型シビックは、2022年末までにすべての欧州向け量販モデルを電動化するというホンダの目標を達成するモデルとなる。
ハイブリッドパワートレインは、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンに、2つの小型モーターを組み合わせたものだ。ハイブリッドシステム全体で、184hpのパワーと32.1kgmのトルクを引き出す。バッテリー(二次電池)は、72のセルで構成される新設計のリチウムイオン。ハイブリッドパワートレインは、EV走行、ハイブリッド走行、エンジン走行をスムーズに切り替える。WLTPサイクルによる燃費は20km/リットル以上、CO2排出量は110g/km以下を目標数値に掲げている。