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アストンマーティン V12ヴァンテージ 新型…700PSのフィナーレ<速報>
アストンマーティンは3月16日、『V12ヴァンテージ』の新型を発表した。従来型ヴァンテージはV8エンジンのみで、V12エンジン搭載車は久々の復帰となるものの、アストンマーティンにとってV12ヴァンテージ新型が最後のV12内燃機関車となる。
V12ヴァンテージ新型は世界限定333台生産。昨年12月に予告されるとすぐに完売し、予約受付はすでに終了、キャンセル待ちのリストができているという。アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは「偉大なスポーツカーブランドには“ヒーローカー”が存在する。昨今のアストンマーティンにとって、それはV12ヴァンテージだ」と語る。
V12ヴァンテージ新型の心臓はV12エンジンだ。700PS/6500rpmの最高出力と753Nm/1800~6000rpmの最大トルクとを発揮する5.2リットル、DOHC、60°V12は、低中速域のトルクと高回転域のパワーを両立させているという。最高速は200mph(約320km/h)、0~60mph(0~96km/h)加速は3.4秒だ。車両全体に使用された軽量素材の効果によりパワーウェイト・レシオは390PS/トンになった。V8ヴァンテージと比較すると20%以上も高い数値になる。