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タッチパッドがなくなった!? メルセデスAMG A45 改良新型、車内を初スクープ

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メルセデスベンツ『Aクラス』の最強モデルとして君臨する、メルセデスAMG『A45』改良新型の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。初めて激写した車内の画像からは、大きく進化するセンターコンソールが見てとれる。

現行型のAMG「A45」は2019年に発売されている。改良新型の登場は2022年内と予想され、これが3年ぶりの大幅刷新となる。ライバルのアウディ『RS3スポーツバック』新型は2021年10月に導入されており、改良新型で追撃する構えだ。

北ヨーロッパで捉えたプロトタイプの隣には、現行型のAMG「A35」が置かれており、その違いがわかりやすい。カモフラージュはかなり軽くなり、シグネチャーのパナメリカーナグリルを含むバンパーが新設計されているほか、フルLEDグラフィックスを備えたスリムな新ヘッドライトとテールライトを備えている。

注目はキャビン内だ。センターコンソールが刷新され、MBUXインフォテインメントのタッチパッドが見当たらず、代わりに追加された収納コンパートメントと新しいカップホルダーが確認できる。これはおそらく、顧客がタッチスクリーン、音声コマンド、またはステアリングホイールのボタンを介してインフォテインメントを操作することを示唆しているのだろう。

またステアリングホイールも新デザインに置き換えられている。10.25インチのディスプレイは現行型と同じようにみえるが、最新のソフトウェアを提供してくれる可能性が高いと思われる。

ボンネットの下には、同ブランドが誇る「世界で最も強力な直列4気筒」M139ユニットを搭載。2.0リットルツインターボエンジンはキャリーオーバーされると予想される。8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」と4MATIC+システムを組み合わせる。

「A45」では最高出力387ps、「A45S」では最高出力421psを発揮し、ライバルのアウディ RS3の2.5リットル直列5気筒が発揮する407psを超えていることから、さらに強化されることはないと見られる。一方、より厳しい排ガス規制に対応するため、より環境性能を高めることに焦点が当てられるはずだ。