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VWとボッシュ、自動運転向けソフト共同開発…2023年にレベル3実現へ
ボッシュ(Bosch)とフォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1月25日、新たな提携を結び、自動運転向けのソフトウェアを共同開発すると発表した。
両社は、部分的かつ高度な自動運転テクノロジーを、幅広いユーザーが利用できるようにしたいと考えている。フォルクスワーゲングループの各ブランドの車両で、ドライバーが運転中、一時的にステアリングホイールから手を離すことができる機能を実用化することを目指している。
具体的には、都市や郊外、高速道路におけるレベル2のハンズフリーシステムと、高速道路でのレベル3の自動運転の実現を狙う。これらの自動運転機能は2023年から、車両に搭載される予定だ。
部分的かつ高度な自動運転のために、両社は標準化されたソフトウェアプラットフォームを共同開発する。フォルクスワーゲングループの各ブランドの車両に、このプラットフォームを使用していく。両社が開発した構成部品を他の自動車メーカーの車両に組み込むことも可能になるという。
なお、両社は、世界最大の自動車グループのひとつと、世界最大の自動車サプライヤーのひとつが、自動運転の開発を大きく前進させていく、としている。