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【トヨタ ヴォクシー 新型】キーワードは「先鋭・独創」前後ライトが怪しく光る[写真43枚]

  • 《写真撮影 宮崎壮人》
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8年ぶりのフルモデルチェンジとなったトヨタのミニバン『ノア』と『ヴォクシー』。「男らしさ」をアイデンティティーにカスタム系のギラギラしたデザイン、装備が特徴だったヴォクシーは、より個性的で押し出しの強いフロントマスクに進化した。

キーワードは「先鋭・独創」。アイコンだった二段式のヘッドライトは、より明確に分離。薄く鋭いポジショニングランプを上段に、メインとなるヘッドランプはクロームで囲まれた大型のグリルと一体化し、個性的な表情を作り出している。公式にも「怪しく光る」と説明されるフロント/リアランプは夜でも存在感を発揮しそうだ。

ノアとともに3ナンバー化したことで、箱型のミニバンながらボディサイドがよりグラマラスな造形に。丸みを帯びたリアクオーターウインドウ、リアスポイラーに格納されたワイパー、スライドドアのレールと一体化したテールゲートの開閉ボタンなど、機能とデザインの融合がいたるところで図られている。

ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mm、ホイールベースは2850mm。全長、ホイールベースはそのままに全幅、全高を拡大したことで後席居住性をアップさせた。2列目シートはまっすぐ最大745mmものロングスライドを可能としている。

インパネは機能美と1クラス上の上質感を追求。ブラックを基調とし、金属調フレームにソフト素材を巻き付けた姿をイメージした独創的なスタイルとしている。

新色の「マッシブグレー」(写真のボディカラー)はヴォクシーでは全車に標準設定。価格は309万円から。